着火ウーマン 矢野圭夏です。
謝罪会見へのあたたかいコメントをみて涙が止まりません。
言葉ひとつひとつが励みになります。
気を取り直してブログ再開2日目。
ご存知の方も多いと思いますが
最近の私はゲームを使ったコミュニケーションの学びにどっぷり浸かっています。
これまで主催イベントでゲームを使うことはありましたが
この度はじめて「研修」として提供させていただきました！
お声掛けくださったのは、、、鹿児島県建築士会！
私の生きる世界と180度ちがう世界！
デザインとか設計とか超リスペクトな分野です。
そんな皆様の大切な時間をいただき、
ゲームを使ったコミュニケーションセミナーを開催できる幸せ！！
懐の深い主催者さまに感謝です。
正直なところ、開催日の4月1日エイプリルフールにちなんで
「人狼」をやりたい気持ちもありましたが
90分という時間と未経験の方が多いということで
ちまたで大人気のカードゲームを題材にしました。
「キャット&チョコレート」の恐るべき可能性
猫とチョコレート？
ゲーム名の由来は分かりませんが、数々のピンチ場面を手持ちのアイテムで乗り切る！
という想像力を刺激するゲーム。４～６名くらいでプレイできます。
例えば
「鍵をかけ忘れた！」というピンチがあったとして
手持ちのカード「仏像」「剣」「映画のチケット」の3枚で解決するとします。
「とりあえず仏像を拝んで心を落ち着かせて、映画を観に行き気を紛らわせて、
帰宅したら空き巣が押し入っていたので持っていたおもちゃの剣でおどして部屋から追い出す」
みたいなアドリブで切り抜ける！
・・・まあ、この場合は解決してませんけどね。
ピンチを切り抜けられたか、解決できたか、は他のメンバーがジャッジします。
いやいや解決できてないやん、と思われても面白ければＯＫになるし
ちゃんと解決できていても面白くない場合はＮＧを出される場合も。
同じピンチの場面でも人によって使うアイテムが違ったり三者三様で
解決シナリオが違ってくるのがこのゲームの醍醐味です。
ここから、価値観の多様性や、事実と解釈の違いなど
日々のコミュニケーションで大切な視点が学べるというわけです。
場の盛り上がりのために必要な「聞く姿勢」も磨けますね。
言わずもがな、先日のセミナーでは大盛り上がりで、
「思った以上に楽しかった！」
「気づきが多いセミナーだった」と大好評でした。
セミナーの中でもお伝えしましたが、場の盛り上がりを他人任せではなく
「自分」でつくれると信じて関わることが、コミュニケーションスキル上達の近道かもしれません。
楽しい！と感じる脳みそは学習が進む
真面目な話になりますが
私が企業研修をはじめた2010年から２年ほどは
「ちゃんと教えなきゃ」という思い込みや責任感が強く
まったく面白みのない講座をやっていました。
自分としてはカリキュラムやテキストをつくり込んで
一生懸命やっているんですけど
受ける側は「だから？」という感じだったかもしれません。
数々のトライアル＆エラーを経て
「人を動かすのは正論ではなく楽しさだ」という結論に至り、
どうすれば受講生が楽しみながら学習効果が得られるのかを考え
笑いが巻き起こる研修をやれるようになりました。
楽しい時って時間があっという間に過ぎますよね。
研修も同じ。
「早く終わらないかな・・・」と思わせてしまう研修は
まったく意味がないです。
目指すべきは、
「え？もう終わり？もっと聞きたい！」と思われる研修。
ゲームを使った体験型の研修はまさにそこがねらいです。
体験すると分かりますが、ゲームによって学べるポイントが違っていて
いくらやっても完成することがないというか
人が変われば状況が変わり、モノが変われば視点も変わり、という
社会の縮図でもあり、自然と学習意欲が高まるんです。
たかがゲーム、されどゲーム。
ゲームで学ぶコミュニケーションの研修講師として
第一人者になれるよう、取り組んでいきます。
謝罪会見から一夜明けて、ちょっとまじめに
今後の意気込みを語る着火ウーマンでした。
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