着火ウーマン東京日記（その３）
東京砂漠で地下オアシスに溺れる！の巻。
着火ウーマン 矢野圭夏です。
今日は鹿児島が大雨ということで心配でしたが
雨も上がったようで良かったです。
東京は曇り空。
さて、
今日は何の日でしょう？
チクチクチク・・・
ピローン！
（ボタン押すと回答権の板が立つやつ）
はい、どうぞ。
父の日！
ロマンスの日（２００８年制定）！
太宰治の誕生日（１９７０年）！
着火ウーマンの誕生日（１９○○年）！
はい、全部正解です。
アラフォーアラフォーと言われて今年１年過ごしましたが
また年を重ねてなんともキリの悪い年齢になりましたよ。
フェイスブックに載せていないおかげで
おめでとうメッセージは殺到しておりませんが、笑
お言葉を頂いた皆様、ありがとうございます！
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さて、先日ランチに訪れた某ホテルが気に入り
記念日を過ごすことにしました。
そう、憧れの「カンヅメ」です。
（説明しよう。
カンヅメとは、原稿が締切に間に合いそうにない作家を、
出版社近くのホテルに“幽閉”して、原稿を仕上げてもらうことであーる。）
数々の文豪が愛したホテルとも言われ
一度は泊まってみたい！神田・神保町の山の上ホテル。
先日、ある出来事に対し湧きあがった感情を
執筆エネルギーに変換して短編を書いたので
その続きでも膨らませてやろうか、という企みもあり。
実際に訪ねてみて、ここはとにかく男性のホテルマンが多いという印象。
女性はルームサービスしてくれる方と清掃係くらい。
宿泊層がご高齢なので意識してか？
まあそれはいいとして、
夕方チェックインして憧れの部屋へ。
クラシカルな絨毯の色合いと木の風合いとが絶妙で
部屋のカギがこれまた素敵。
「ザ・鍵」の形で、鈍い金色と金属の冷たさがいい。
キーホルダーのデカさも歴史を感じます。
近頃はどこもカードキーになっているから貴重ですね。
扉をあけると、グリーンの絨毯がお出迎え。
スリッパ履かずに裸足で歩ける柔らかさ。
よいよい。
窓に向かって設置されたデスクに置かれた
異様に大きなランプの主張にびびりつつも
ここで執筆するのね、と内心ワクワク。
「お茶をお持ちしますね」と案内係。
ポットもティーパックもあるのに
お茶もってきてくれるのねー！
待つこと５分。
お茶とウェルカムデザートが運ばれてきました。
ひとくち食べて・・・
ガラスの器に入っていたのは豆乳プリン。
思わず「女子か！」とホテルとのギャップに微笑。
なんか落ち着くね、と夫とくつろぐのもつかの間、
私の目に入ってきたのは
「フィットネスジム、プール、ジャクジー無料」の案内。
なにーーー？！
このクラシカル空間にそんなものが？！
（次回に続く）