着火ウーマン 矢野圭夏です。
すっ転び事件から1週間。
当時は「自然治癒って、いつよ?」
と回復を疑っていたのですが
人間の体ってすごいものですね。
あと1~2週間で治りそうな様子です。
ブログを書いた次の日、
外出中に携帯が鳴りました。
「圭ちゃん、大丈夫け~?」
友人からの生存確認の電話。
彼女は続けて言いました。
「ブログ読んだんだけど
寝たきりかと思って、心配で電話したよ~」
あ、そんな大参事でした?
「心配かけてごめんね~
今も外でランチ食べてるし、大丈夫だよ~」
「それなら良かった~」
彼女とひとしきり話して電話を切りました。
この時、思ったんです。
わたし、地域に生きてるな、って。
最近『ヘルプマン』を読んだからか
人と人とのつながりや、地域で暮らすこと、
老いていく身体について
いろいろ考えるのです。
孤独死は3万人と言われている現代。
これだけ情報やネットワークが発達していても
「孤独」が絶えない。
私の場合、
ブログを1週間書かなければ
「どうしたの?」と友人からメールが届き
ブログに転倒事件を書けば
「大丈夫?」と友人から電話が来る。
これって何よりのセーフティネットじゃないかと。
何よりありがたい地域ネットワークだなぁと。
老いも若きも、日頃のコミュニケーションが
いざという時のライフラインになる。
いつもと違う様子をキャッチして
声を掛け合える人間関係をどれだけ築けるか。
そのためだけのコミュニケーションとは言いませんが
困った時はお互い様ですからね。
すっ転んで胸を強打して分かったことの
第2弾のようになりましたが、
人の温かさをいつも以上に感じる機会です。
こんな私を、今後ともどうぞよろしくお願いします。