【２０年を経て思うこと】
こんばんは、
着火ウーマン、矢野圭夏です。
何を綴ろうかと思っているうちに
こんな時間になってしまいました。
今日、１月１７日は
阪神淡路大震災から２０年。
鹿児島の方にとっては
遠いものかもしれませんが
私にとっては身近な記憶です。
当時、高校受験を控えた身。
大阪の実家では多少の揺れはありましたが
家財や人体も無事で、
幸い、私の親族や友人の中でも
大きな被害にあった人はいませんでした。
大きく横倒しになった阪神高速や
燃え広がる火災の様子は、現実味がなく
いったいどうなってしまうんだろう
と、ただテレビで見つめるだけ。
少し経って、
被害が大きいとされていた東灘区に
行く機会がありました。
取り壊しの現場かと見まごう、
建物が切り崩されたような断面や
ガレキの町に、息をのみました。
これまで築き上げてきたものが
一瞬にして粉々になる。
しかも、不可抗力によって。
人生は永遠ではなく
いつでも終わりがくる。
私たちにあるのは今この瞬間だけ。
子ども心にそんなことを思いました。
この経験があってかどうか、
「一度きりの人生を悔いなく生きる」
そんな「生きること」への執着も強まり、
私の２０年という年月は
ますます厚みを増してきたように感じます。
どうせ生きるなら
ドラマティックな人生を。
手ごたえを感じる
チャレンジングな人生を。
誰に誇るでもなく
自分が納得のいく人生を。
誰も、自分の人生の責任を
とってくれるわけじゃないし、
「○○のせい」とか「○○がない」とか
何かを恨んだり羨んだりして
一生を終えるなんて、もったいない。
生かされた命をどう使うかは
本人の自由だけど
私は、自分が生きている意味を
問い続けて生きていきたい。
そんなことを思っています。
明日は、
「使命」と向き合うワークショップを開催します。
来て下さる方がご自身の「コア」に気付き、
モチベーションの源泉からの行動を
楽しみながら、ますます促進していけるよう
心を込めてファシリテーションいたします♪