捨てられない女(3)~心の円グラフを何で満たす?

 

 

おはようございます。

着火ウーマン、矢野圭夏です。

 

 

 

 

 

物に対する執着がどこから来ているか?

 

 

人それぞれ個別的、心理的理由があるので

自分の習慣や行動を分析することから

はじめてはいかがでしょう?

 

 

 

 

昨日はそんな話をお伝えしました。

 

 

 

 


 

今日は、もっと「こころ」に焦点を当てて

捨てられない女の3部作完結編をお届します。

 

 

 

恥ずかしながら、

物が捨てられないよりタチが悪い

心のお片づけができなかった私の話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

家の収納スペースには限りがあります。

 

 

 

まぁまれに、倉庫を借りて

使いもしないものを無理やり

押し込めようとするケースもありますが・・・

 

 

 

 

 

 

たいていの場合は

家の収納スペースと物とが占める割合が

アンバランスになってきたり

使いづらさを感じたりして

人は片付け始めるわけですね。

 

可視化できるので、

片付けのタイミングがわかります。

 

 

 

 

 

 

この時、脳は

 

 

「家」という器に対して

「物」という中身が多い

 

 

 

家<物

 

 

 

と判断しています。

 

 

 

 

 

 

では、心はどうでしょう?

 

 

 

 

TODOリストが溜ってきて

あれもこれも・・・

 

 

そんな時、脳は

 

 

「心」という器に対して

「タスク」という中身が多い

(※タスク=やるべき、考えるべき事柄)

 

 

 

心<タスク

 

 

 

と判断しています。

 

 

 

 

つまり、キャパシティーオーバーです。

 

 

考えや行動に余裕がなくなり

焦りや苦しみを感じてしまったり、

行動に抜けやモレが生じてしまったり。

 

 

身体にまで負担をかけてしまう。

 

 

 

 

 

こんな時は、

タスクに対して順位付けをしていきます。

 

よく言われるのが、緊急度。

 

あとは、

本当に自分がやらなくてはいけない事かどうか。

 

代わりの人、代わりの物で済ますことができないか?

 

 

もちろん、

「本当にやりたいことか?」

を自問するのも有効です。

 

 

 

 

 

 


 

心については、こんなこともあります。

 

 

 

「心」という器に対して

「想い出」という中身が多い

 

 

 

心<想い出

 

 

 

 

 

 

はーい、

これ、私です。(笑)

 

 

 

 

 

正確には、数式より円グラフのイメージ。

 

 

心という器を円グラフにした時に、

「想い出」という要素が8割くらい占めていて

あとの2割で「今」を生きてる、みたいな。

 

 

 

 

 

 

この「想い出」の中には

 

 

1.過去の栄光

2.良かった出来事

3.苦労して積み上げた経験

 

 

などが詰まっております。

 

 


 

 

どれも、ぐつぐつと煮込まれて良いお味に・・・

 

じゃなくって、

何十年も私を支えてくれたものです。

 

 

 

 

 

 

 

昨日のブログで書きました。

 

 

「いつかという日は来ない!」

 

 

 

今日のテーマで言えば、

過去の成功パターンが

時間を経て、まっぽしそのまま生かされることはない!

 

 

 



 

物で例えると

 

20代の頃に、合コンでこれを着れば

彼氏ゲット率100%!

 

というテッパンのワンピースを

30代になっても大事に持っているようなもの。


「いつか出番が・・・」

 

 

 

 

 

ないない!

 

 

 

 

そんなのさっさと処分して、

30代の今の自分に似合うワンピースを来て

「似合うね」って言われたい!笑

 

 

 

 

 

 

 

私の心の8割を占める「想い出」は

それはそれで、今の私を形作るために

必要なものでした。

 

 

 

 

 

 

過去の栄光も

良かった出来事も

苦労して積み上げた経験も

(テッパンのワンピースも)

 

 

私の血となり肉となっております。

 

 

 

 

 

・・・それで充分じゃない?

 

 

 

「ありがとう」「さようなら」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今は今のあなたとして

大切にすること、取り組むことがあります。

(そのあなたを待っている人がいます)


 

 

 

そのための準備はできている。

 

 

 

 

 

 

「捨てられない」「片付けられない」女だった私が

お片づけ理論を学び、心理学的アプローチを通して

変化を遂げました。

 

 


 

物で言うと、

 

家>物

 

とまでは行きませんが

 

 

家=物

 

つまり、「買う」と「捨てる・使う」が

プラスマイナスゼロになるくらいは保っています。

 

 

 

 

 

 

心の円グラフの8割を占めていた

「想い出」は2割くらいに目減りして、

8割は「今」や「未来」に向けて

使えるエネルギーになっています。

 

 

エネルギー漏れや、キャパシティオーバー

を感じることも少なくなりました。

 

 

 

 

 

 

目に見えない「心」だからこそ

円グラフに置き換えて可視化する。

 

 

 

なんかちょっとしんどいな~

という時に思い出してみてくださいね。

 

 

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