捨てられない女(2)~あなたの執着はどこから?~


 

こんばんは。

着火ウーマン、矢野圭夏です。

 

 

 

 

 

あるコマーシャルで

「あなたの風邪はどこから?」

というフレーズがあり、

なるほど~と思いました。

 

 

同じ風邪でも、症状が違いますよね。

熱にくる人と、鼻にくる人、喉にくる人。

 

あなたの症状に合った処方の薬を

どうぞお買い求めください、ということです。

 

 

 

 

そんなフレーズをもじった今日のタイトル。

 

 

 

 

 

 

昨日は、捨てられない女が、

ある基準を取り入れ変化したお話を

お届けしました。

 

 

 

 

 

素朴な疑問なのですが・・・

「お片づけ」・「断捨離」って

毎年毎年、本屋に並びますよね。

 

 

 

 

 

おそらくダイエットと同じくらい

よく目にするテーマじゃないですか。

 

 

 

 

 

「理想のお部屋になる!すっきり収納術」

「絶対リバウンドしない!○○ダイエット」

「物を減らして、シンプルに生きる!」

 

 

みたいなタイトルが、

きっと来年も並ぶわけです(笑)

 

 

あなたの本棚も

「すっきりお片づけ」系の本で

いっぱいになってませんか?

 

 

 

 

 

 

 

お片づけやダイエットは

テーマとして永遠について回るもので

最後になったためしがない。

 

 

 

 

 

 

 

どうしてでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

これには、理由があるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

片付かないのにもいろいろあって、

個人の習慣や価値観によるのですが、

私はセミナーでは「入口と出口」を例に話をします。

 

 

 

私たちの身体はシンプルで、

 

「食べる(摂取)=入口」

「出す・使う(排泄・消費)=出口」

 

この2つの行為で成り立っています。

 

 

 

 

食べる>出す   ・・・太る

 

 

 

食べる<出す   ・・・痩せる

 

 

 

 

 

 

物も同じです。

 

 

 

 

買う>捨てる・使う  ・・・物が増える

 

 

 

買う<捨てる・使う  ・・・物が減る

 

 

 

 

こんな感じ。

 

 

 

 

 

ちなみに、

大量摂取大量消費タイプの方もいらっしゃいますね。

 

 

 

 

どーんと物が増えるのですが

捨てる時も容赦なくどーんと捨てる。

 

 

 

捨てる力はありますが

「本当に必要なものを選ぶ力」

という観点はどうでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話を戻しますが

 

 

 

 

 

私の場合は、

それほど大量に買う人ではないのですが、

“もらいもの”や“お得”に弱く、

入口がゆるみがちでした。

 

 

(ここは、色を基準にひとまず解決。)

 

 

 

また、一度自分の物にしてしまうと

なかなか捨てられない。

 

「いつか使うかも病」ですね。

 

 

 

 

 

 

整理収納アドバイザーの資格講座でも、

お片付けのレクチャー本でも、みんな言います。

 

 

 

 

 

「いつかという日は来ない!!!」

 

(いつかは英語でsomeday

 曜日の中にsomedayという日はない。

 と聞いて、なるほど~と思いました)

 

 

 

 

 

 

確かに、私のここ10年を振り返っても

大阪で就職し、東京に転勤、そして鹿児島へ。

 

 

仕事の立場も、

大手企業のOL、派遣社員、専業主婦、パート、

正社員、フリーランス、個人事業主。

 

 

住む場所を3回変わる間に

立場もいろいろ変わりました。

 

 

 

「いつか着よう」

「いつか使おう」

 

と思う「いつか」は訪れませんでした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

そして思うんです。

 

 

「今」しかないんだなって。

 

 

 

もちろん、まだ見ぬ未来を描いて

計画を立てたり、行動しますよ。

 

 

 

2015年の抱負だって宣言するし

事業計画だって書きます・・・。

 

 

漠然と「いつか」を理由に後回しにすることと、

ちゃんと「未来」のために計画することとは

同じ「先」のことでも意味が違いますよね。

 

 

 

 

 

 

自分への戒めのために、もう一度言います。

 

 

「いつかという日は来ない!!!」

 

 

 

 

 

お片づけ本が世の中からなくならない理由。

それは、個人的で心理的な理由に直結しているから。

ダイエットも合う・合わないがあるように

お片付けの合う・合わないがあります。

 

 

自分のケースをよく分析して、

自分にあった方法を取り入れると

すんなりできるものです。

(私はカラーで入口の広さを解決!)

 

 

 

 

 

あなたの執着はどこから来ているのでしょう?

 

入口?

 

出口?

 

 


P.S 

私と同じ「いつか使うかも病」のあなたは

今日のメッセージを手帳に赤字で書いて下さいね。笑

 

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